タイケさんの独り言

徒然なるままに、日々の事や思い出を書き込んでみたいと思います

久しぶりの外食

鹿児島に帰省しました!

 

残念ながら、緊急事態宣言が各地に出ている中、鹿児島県も鹿児島市霧島市のお酒を提供するお店には、自粛要請(時短や休業)が出されていて、多くの店が休んだりしています(T-T)

幸い、要請期間が今日(6月20日)で解除される事になったので、行きつけの あるお店なんかは、月曜日から頑張るので、土日は休みますって事でした(^^;)

残念 !!(;。;)

 

まあ、覚悟はしていたので、先月に続き、自宅で宅飲みをしようと思っていましたが、海船ぶた丸は営業していて、予約も入っていないので、「どうぞ!」って事だったので、昨日(土曜日)は久しぶりに外食することにしました(^0^)

 

海船ぶた丸

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最近、テイクアウトでお世話になっていた みやま産業グループの飲食店ですが、他店は休業やランチしかやっていないので、お酒を飲みながらというと、ここになります。

まだ、自粛要請期間でもあるので、、、

「ちょっと前だけど、PCRで陰性は確認している事」を伝え、「県外者でも受け入れて大丈夫か?」と聞いておきました。その上で、「開店から入るので、お客さんがたくさん入ってくるようなら、テイクアウトに切り替えて帰るから。。。」って約束して、少し開店前(17時半)から入って、食事を堪能しました。

幸い、他に お客は2組で、1人の人はよく見かける常連さんで、早くに帰宅されましたし、もう1組は個室に入ったので、カウンターの角で、店員さんと、時折 話をしながら、20時前には帰宅しました。

次回は、ゆっくり、飲みにきたいです(*^▽^*)

 

今回の料理

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ビールで突き出しを頂きながら、刺身盛りを待ちます。

海鮮焼きや肉が主体の居酒屋ですが、魚も新鮮なものを出してくれます。鯛、タコ、鮪にカンパチ、サーモンに、刺身のツマも含めて美味しく頂きました。

和食、魚の店にも負けない刺身盛りが頂けるのも、この店の好きなところです。

突き出しに、南蛮漬けが入っていましたが、とても美味しかったので一品で出してもらえないか頼んでみましたが、今日は準備料が少ないので、ダメでした。残念!

 

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テイクアウトでも頼んだりする唐揚げですが、やっぱり揚げたてはジューシーで格別です。お店で出しているのはシンプルな ”おいどん唐揚げ” だけですが、販売所で出している ”ヤンニョムチキン” がメニューに加わってくれるといいんですがね。。。今後に、期待します!(^^ )

 

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海鮮焼きで、家族が絶品と言っていた、月日貝を食べたかったのですが、禁漁期間で季節じゃないって事で、カキ焼きにしました。身がふっくらと仕上がって、プリプリでした。

 

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ビールの後は、焼酎(水割り)に巨峰サワー(酔い覚まし? 口直し? (笑) )を飲みながら、食事を頂きました。

初めて、豚キムチを頼んだのですが、店員さんから「辛いの大丈夫ですか?」って言われました。確かに辛かった(^0^;)。でも、辛い物好きなので、好みの範囲でした。

半分食べたところで、中央の卵黄をつぶして混ぜると、辛さもまろやかになり、そうなると辛いものが苦手な人でも美味しく食べられると思います。

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最後に、茄子のチーズ味噌田楽のチーズ抜き(わがまま言って、味噌田楽のシンプルなものにしてもらいました)、黒豚餃子でしめました。

 

久しぶりの外食で、気分転換を図ることが出来ました。 

 海船ぶた丸の皆さん、ありがとうございました!

 

miyamahonpo.com

鹿児島で宅飲み

コロナによる緊急事態宣言が期間延長され、各地でも感染者が増加しており、県をまたいだ移動は自粛という呼びかけがある中ではありますが、自宅の方で用事があったので鹿児島に帰省してきました。

鹿児島県も このところ、感染者が増えており、霧島市でも食事をする お店が休業したり、時短営業をしたりと、感染拡大防止に頑張っておられる飲食関係のお店がたくさんありました。でも、夜のお店の明かりが少なかったのは、ホント淋しいものです。

ワクチン接種も始まったので、元のままとは言わないまでも、皆で楽しく食事をする機会が、また 持てるような環境になる事を祈ってます。

 

さて、今回は、今の環境を考慮して、いつもの様に外食する事はやめ、自宅で宅飲みをやってきました(^^ )

 

地元ならでは!

とは、言うものの、弁当屋さんの お弁当や、スーパーの惣菜といった、鹿児島以外でも買って食べられるものは味気ないので、やっぱり鹿児島に戻ったからには、地元ならではものを食べたいと思います。

そこで、今回は、いつも 美味しい食事を食べさせてもらっている「みやま産業」の販売所(自宅の近所にあります!) "鶏のみやま" と、飲食店 "海船ぶた丸" で、自分の好きな鹿児島らしい食べ物をテイクアウトして、晩ご飯にしてみました(^O^)

店に行った気分で、1人居酒屋です!(笑)

 

鶏刺し

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鹿児島といえば、鶏刺しです。魚ではない動物の肉を生食する事は、牛肉、馬肉、鶏肉と色々ありますが、以前、牛 生肉ユッケ事件が発生し、生肉の衛生管理の仕組みや規制が社会問題にもなりました。

馬肉は、それ以前にも国の衛生管理基準が決められており、違反したら販売出来ないという規制が存在していましたが、それ以外は明確なものがなく、この事件をきっかけに、牛肉については基準が決められた との事です(牛レバーは販売規制)。同じ様に、鶏肉も影響が出るのでは? 規制されて食べられなくなるのでは? とニュースにもなりましたが、今のところ国の基準、規制はないままです。

ただ、鹿児島県では、古くから郷土料理として鶏刺しが食べられてきた事から、県内で厳しい衛生管理基準が定められており、食中毒などの問題も鹿児島県内では、昔から皆無の状態なんだそうです。

そして、鶏肉産業を支える方達の努力で、安心安全で美味しい鶏刺しが食べられる環境を鹿児島はつくってきたんです。

就職して、鹿児島に赴任して、最初は何てものを生で食べるんだ?!。。。 と思いもしたし、正直 美味しいと思う事もありませんでしたが、評判の美味しい店で食べさせてもらってからは、とても好きになりました。

みやま産業のお店は県内でも人気が高い店です。

もも肉、むね肉、そして にんにく入りの特製たれを買ってきました。

 

から揚げ / 焼き鳥

 

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鹿児島には有名な福山黒酢があります。これを使ったジューシーな "おいどん唐揚げ" は、みやまの看板メニューです。冷めたり、レンジで温め直しをしたりして、肉がパサパサになる事や、変に柔らかくなる事もなく、美味しく頂けます。

もちろん、揚げたてが1番ですが。。。

最近はこれにタレを絡ませた "ヤンニョムチキン" が気に入ってます。

焼き鳥はタレ焼きが好みで、鹿児島の甘い醤油をベースにしたタレは、人によっては くどい と感じるかもしれませんが、自分はここ みやまのタレ焼きは絶品だと思います。店で頂く時は、鶏肉の味わいが感じられる塩焼きも格別です。

また、南九州では、焼き鳥と言うと串焼きではなく、炭の上でかご焼きした炭火焼きが一般です。店では、熱々の鉄板にのって出てくる事が多い、鹿児島ならではの食べ物だと思います。

 

海船ぶた丸のお勧め料理

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テイクアウトメニューにはありませんが、お願いして余裕があれば、店の品もテイクアウト出来ます!

ホタテとアスパラのバター焼き、黒豚餃子。

どちらも最近はまっているメニューです。

 

みやまのお店に行ったつもりで、家で1人居酒屋!

ビールを飲みながら、鹿児島を感じて、美味しいものを頂きました。

コロナの規制が緩和されたら、また店の方に行かせてもらいます!(^^)v

 

 

 

死者の学園祭

久しぶりに赤川次郎さんの小説について書いてみます。

結構、初期の作品で、赤川次郎さんの作品に興味を持ち始め、最初に買いあさって、むさぼり読んだ中にあったものです。

 

ソノラマ文庫

朝日ソノラマ(2007年に廃業)から出ていたソノラマ文庫で最初に買いました。このレーベルから赤川次郎さんは、”赤いこうもり傘”、”幻の四重奏” という小説も出されていますが、一番 好きなのが、この作品です。もちろん、他の作品も買って読みました(笑) どれも面白かったです。

ちなみに、ソノラマ文庫は、アニメ化されたSF作品を手がけていたレーベルで、アニメ好きの自分は、”機動戦士ガンダム”や、”クラッシャージョウ” なんかも買って、読んでいました。

 

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この小説の主人公は、”セーラー服と機関銃” 同様に女子高校生。次々にクラスメートが不審死で亡くなっていく謎を、恋人や友達と追いかけていくストーリーです。

 

学園ミステリー

赤川次郎さんの小説は、ユーモアミステリーと呼ばれる作品が多いですが、その中でも、高校生を主人公にして、学園で起きた謎を解いていくものが多く執筆されています。今では、高校生や少年少女を探偵にした小説や漫画が数多くありますが、当時(1980~1990年頃)は、そこまで無かったのではないでしょうか?

学園小説、青春小説といった作品は昔から見られるジャンルの小説ですが、そこにミステリー小説の要素を組み入れた学園ミステリーという言葉は、この頃に一般化されたものかと思います。

学園ミステリーは、”セーラー服と機関銃”、”ねらわれた学園”、”時をかける少女”、”青春共和国” など、数多くの作品が映画化される事になり、多くのアイドル女優 (??) が生まれました。セーラー服と同様、映画館に通って、観たものです。

 

今でも大好きな作品の一つ

「真知子、ねえ、真知子。-ここよ、ここよ!」

と、主人公を呼ぶクラスメートが立っているのは、学校のベランダの手すりの上。早く降りるように呼びかけると、「分かったわよ」といって、手すりの内側ではなく、外側に飛び降りてしまう。校舎の4階から、クラスメートが飛び降り自殺をするのを目の当たりにした主人公は、その後、別の高校に編集し、そこで新たに3人のクラスメートが謎の死をとげていく事件に遭遇してしまいます。

先にも書いたとおり、その謎を主人公は恋人や友達と一緒になり、女子高校生探偵として謎解きをしていくのですが、最後に待っていたのは、意外な犯人,そして、一緒に謎解きしている恋人や友達だけでなく、主人公の両親も実は、その謎の正体を知っていたという、衝撃の事実でした。

本のタイトルは主人公の恋人が全ての謎を明らかにする為に準備した文化祭の舞台劇『死者の学園祭』からとってあり、その劇の中で、死んだ3人のクラスメートの魂が、自分たちを殺した犯人、そして殺されなければなかった理由を知っていくという内容になっています。

その劇を観ていた主人公は、次第に、自分だけが謎の真相を分かっていなかったのだという事に気づき、悲しみに包まれていってしまいます。

 

読み始めていくと、最初は ”セーラー服と機関銃” の様に主人公が活躍する物語かと思ってしまいます。途中までは主人公が色々な謎を解いていくし、ヒントを見つけていったりもしますから。。。

でも、最後には真相を知らなかったのは主人公だけだったという事が分かり、最初のシーンに出てきた飛び降り自殺をしたクラスメートの様に、恋人の前で飛び降り自殺をしようとしてしまいます。自殺は思いとどまり、恋人と共に、明日に向かって歩いて行こうと決意するところで小説は終えるので、最後は 良かったな! という気持ちで安心しました。

 

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この本は、その後、角川文庫からも発刊されていますし、漫画化もされました(タイトルは ”ぬすまれた放課後” に改題)。書店で漫画を見つけた時は、少女漫画コミックだった事もあり、少し、買うのが躊躇われました。原作と、ラストシーンが変わってしまっていたり、違いがあるのですが、漫画の方も心に残る作品でした。

 

この本は、今でも時々、読み返して、学生時代の思い出にふけったりしています。それでは、いずれ また、赤川次郎さんの本で、ブログを書いてみたいと思います。

 

鯖の姿寿司

GW終わって、単身赴任先に戻り、留守中の諸々を片付けてバタバタしていたら、下書きに入れたブログを完成させないまま、1週間たってしまいました (゚o゚;

 

GWの高知、2日目の食事ですが、鯖の姿寿司を頂きました。

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皿鉢料理

土佐料理の定番と言えば、直径40~50cm程の大皿に、色々な料理を盛り付けた皿鉢料理です。人によって、サワチ、サハチ、サーチ等と呼んでいますが、父はサハチと言っていたかと思います。刺身を盛り付けた”生(なま)”、唐揚げや海老フライ,果物や羊羹などを盛り付けた”組み物”、そして鯖の姿寿司や巻き寿司,いなり寿司など、お寿司を盛り付けた”すし”の3つに分類される様ですが、実家のあたりでは”組み物”と”すし”は一緒になっている事が多く、寿司の周りに色々な料理、果物なんかが盛り付けられています。また、"生" を皿鉢と言ったりしてしないので、何か家で宴会をする時には、近所の店に、”刺身を○枚、皿鉢を△枚でお願いします”と言って、注文します。

その皿鉢の中で、メインの1枚の中央には、たいがい”鯖の姿寿司”が鎮座しています。だから、自分にとっては皿鉢を食べると言えば鯖の姿寿司を食べるという事と同じ様な感覚があります。

 

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※ 写真は別のお店(末広)で出している皿鉢料理です。

  実家でも、時々、注文させてもらっています。

www.suehiloya.jp

 

高知では、冠婚葬祭もそうですが、何か家族や親戚、知人が集まる時には、この皿鉢料理を囲んで、『おきゃく』(高知では宴会を こう呼びます)をするのが、一般的です。しかし、最近はコロナの影響で大勢が集まって食事をする事が出来なくなったし、大皿に盛り付けて皆が料理を取り合う皿鉢も敬遠される様になったのは残念な事です。

このところ、実家でも『おきゃく』をする機会が減ってるので、最近、”鯖の姿寿司”を食べていないな と思い、今回は、近所の店で作ってもらいました。

 

背開き

魚のさばき方には、関東の背開き,関西の腹開き と言われる様に、東西で開き方が異なる事が知られています。高知で作る、この”鯖の姿寿司”は、背開きで作られています。地域的には西日本にある高知県ではありますが、四国山脈に遮られる事で大阪や京都といった関西との行き来はむしろ不便で、南に開いた土佐湾から船で関東や南九州との交流が盛んだったと考えられています。そのため、高知では関東の背開きが主流になったと子供の頃から聞かされてきました。正月に食べる お雑煮も、四国の他の3県である様な関西風の味噌仕立てではなく、高知だけ関東風のすまし仕立てが主流なのも、同じ理由だとか。。。。それに丸餅ではなく、平たく伸ばした角餅。。。

 

正月に近所のおんちゃん達が集まって、ばあちゃんの家で雑煮を食べながら、『おきゃく』をした時に、酔っぱらった おんちゃん達が教えてくれました(^^)

姿寿司は、関西のバッテラや、最近はあちこちで見られる焼き鯖寿司とは違った良さがあるので、魚の姿を目で楽しみながら、高知に行ったら、やはり食べてもらいたい一品です。

実家あたりは、嶺北と言って、四国山脈の山中にあるので、海の魚ではなく、アメゴとか、川魚で姿寿司を作ったりもしていますし、今では鯖以外の姿寿司も色々と見るようになったので、食べ比べてみて下さい。

 

思い出

実家では、正月に おせち料理 ではなく、皿鉢料理を自宅で作って出していました。年末になると父が鯖を買ってきて、開いて酢でしめます。関西に住んでいた時には、新巻鮭ならともかく、丸の鯖は なかなか置いてあるところが無かったし、あっても新鮮な生鯖ではなく、塩鯖だったので、鯖を酢で締める時に塩加減が難しいと ぼやいていたのを覚えています。つける酢は普通の米酢や醸造酢ですが、香り付け程度に家で絞ったゆのす(柚子酢)も入れていました。一晩おいたら、毛抜きで骨を一本一本 抜いてから、酢飯(ここには、たっぷり ゆのすをきかして、きざんだ生姜を入れます)詰めて姿寿司を作っていました。その姿が、毎年の光景でした。

その頃は、You Tube など無く、ましてやネットでレシピを検索する時代ではなかったので、父も色々な人に聞いたりして、作っていました。

家族が出来て、子供が生まれると、孫に手伝ってもらって嬉しそうでした。

 

GW後、コロナ感染が増え、各地で緊急事態宣言が出たりしています。まだまだ用心が必要な生活が続きますが、ワクチン接種が進み、感染も下火になって、また高知で『おきゃく』が出来る事を願っています。

 

 

 

 

田舎料理

高知に戻りました!

それとも、帰りましたかな?!。。。(^_^;)

 

実家でしないといけない事があったので、慌ただしいですが、鹿児島に帰省した後、高知にもやって来ました。用事は何とか済みました。

車を持たない母の買い物運転手を務め、持たせていた携帯電話が3Gだったので4Gへの機種変更と、色々やりつつ、合間に自分の事も済ませていきました。

こういう時期(コロナ感染者の増加)なので、食事は行きつけ店もないので外で食べたりせず、実家でとりました。

特に、夜はお酒を飲みながら、母が作ってくれた料理を頂きました。

 

大豊町ってどこでしょう ?! ...

高知県長岡郡大豊町。子供の頃に学校で、四国の形は糸巻きの形に似ていると先生が話をした事を覚えています。

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その四国の、ほぼ中央あたりに位置し、四国山脈の山々に囲まれたところが大豊町です。高知道(高速)大豊ICが出来たので、車のアクセスは便利になりました。実家は山の斜面に作られた集落にあり、眼下には四国三郎 吉野川が流れています。食べるものは、山で取れた山菜や、畑で作った野菜類がメインですが、好き嫌いの激しかった子供の頃はともかく、年齢を重ねた今は、お酒を頂きながら食べられる、贅沢な食事じゃないかなと思います。

都会のスーパーでも惣菜で売られていますが、大量生産によって、どれも同じような平坦な味がしますし、少なくとも、田舎の食材が持つ強い香りや、甘み,苦み,といったものは感じる事が出来ません。ホント、子供の頃は、その強い香りなんかが苦手だったんですが。。。。(^_^;)

 

ウドの酢味噌和えと天ぷら、母のつくる田舎料理

今回は、この季節しか食べられない ”ウドの天ぷら" が食べられるのを楽しみにしていました。それ以外にも、ワラビ や タケノコ、写真には撮りませんでしたが、カツオのたたきや、チラシ寿司を作ってくれていました。

どれも、これも、自分の大好物の品です。

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 ※ わらび、ウドの酢味噌和え と 天ぷら、母の実家で取れたタケノコを

  天ぷら や すまき(魚のすり身)と炊いたもの

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 ※そして、今回のお目当て、「ウドの天ぷら」です

 

ビール(キリンラガー)を飲みながら、久しぶりの母の手料理に、良い時間を過ごしました。鹿児島で、行きつけの お店で食べる料理も良いものですが、普段、コロナの巣籠もりで、適当に自炊して食べているものとは、全く違います。

ウドは もともと、実家では酢味噌和えで食べるのが定番でした。茄子や茗荷の酢味噌和えなんかも出ますし、田舎こんにゃく も酢味噌で食べたりします。その酢には、少し ゆのす(ユズ酢)を入れて、ユズの香りを きかせています。

それが、ある時、父が知人に天ぷらが美味しいと聞いてきたらしく、母が作ってみました。ウドは、たいがい 茎の部分を食べますが、山ウドの穂先の柔らかい部分が香りも強く美味しいんだとか。。。作ってみると、ホントに美味しくて、この季節の お目当ての料理になりました。昨年は、コロナで外出も出来なかったので、楽しみにしていました。それ以外にも、高知の山の自然を感じる料理を美味しく頂きました。

 

そういえば、全国でビール(発泡酒第3のビールを含まない お酒)のシェアNo1と言えば、アサヒのスーパードライで大概の居酒屋には置いてあります。それが、高知県では、キリンがシェアNo1なんだとか。。。

今は、コロナの環境で、業界も浮き沈みしているので、どうなっているかは調べてませんが、我が家も、親戚含めて何か集まりがある時は、キリンラガーが定番です(笑)

 

久しぶりの田舎料理ですが、ホントに贅沢な食事ではなかったかと思います。

 

 

座・寿鈴

 不要不急の外出自粛が呼びかけられる中ですが、用事があった鹿児島の自宅に帰省しました。事前にJALのPCR検査サービスを利用して、陰性は確認しました。

むろん、検査後に感染する事もあるので、気休めにしかなりませんが、自分の健康状態を確認し、周りへの迷惑を少しでも減らすには、これぐらいはしておかないといけないと思った次第です(^^;) 航空会社のサービスには感謝です。

しかし、それでも、医療従事者の家族は、「やっぱり、会うのは我慢しましょう!」って事で、ホテル住まいをし、今回も、家族が外出している隙間時間を狙って自宅に戻り、家の用事を片付けました。

そんな帰省生活の中での楽しみは、せっかく鹿児島に戻ったので、美味しい料理。それも、魚料理を食べるのが一番なので、今回も座・寿鈴におじゃましてきました。

 

予約時に、「県外者ですが、大丈夫ですか?」と聞いてみましたが、女将さんが構いませんと言ってくれましたし、大将も店員さんも歓迎してくれて、ホント感謝です。

 

やっぱり、ここでは刺身

ホテルを出る時、今日は煮魚を食べたいと思い、電話をして刺身盛りとアラカブの煮付けを頼んでおきました。店に着いたら、お客さんが少なかった事もあって、奥のカウンターを準備してくれていて、あまり他の お客さんとは出会わない位置にしてくれていました。1杯目のビールを頼むと、突き出し(関東では ”お通し” 、関西では ”付き出し” と言われる様ですね。料理の前に出てくるので、付き出しは おかしいと言われる方もおられるとか。。)と、頼んで置いた刺身盛りが出てきました。

今日は赤身と白身の魚に混じって、タコ,イカ が入りました。

タコは弾力があって、噛みしめると美味しさが広がります。イカは糸作りにしてあって、歯ごたえの中に、甘みを感じます。

 

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今日は刺身のツマに、島らっきょうが入っていました。

この店に通うようになるまでは、実は刺身のツマは、食べない人でした。郷里である高知県で食べる時も、刺身の下に敷かれた大根のケン等は、食べませんでした。唯一の例外が、カツオのたたき です。スライスしたタマネギなんかをしき、紫蘇や茗荷、あさつき、わけぎ、ネギ、ニンニクスライスなど、たたきの上に薬味を散りばめて、上から たたきだれ や ゆず醤油、ニンニクのヌタなどをかけます。それを、ツマ,薬味と共に豪快に食べるのが、自分の流儀でした。それ以外は、ホントに、刺身についているツマは、ただの添え物で、食べるものではないというのが自分の思いでした。

ところが、ここの女将さんに、大将が細工もほどこして、美味しいから食べてみて下さいと勧められ、それからは、この店ではツマを頂くのも、刺身を食べる時の楽しみです。今日は、島らっきょうの辛みがピリっと聞いて、良いアクセントになっていました。最近、島らっきょうは食べていなかったので、女将さんに、天ぷらが出来るか頼んでみると、快くOKしてくれたので、メニューにはない一品をオーダーしました。

 

アラカブの煮付け

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鯛 や カンパチでも出してくれますが、電話で、今日はアラカブ(かさご)が美味しいって事だったので、お願いしました。骨やヒレが多いので、食べるのに難儀はしますが、良く煮付けられた魚は身離れも良く、美味しく頂きました。家庭でも煮付けを作る事は出来ますが、一匹まるごと、時間をかけて煮付けるのは大変なので、中々献立にはでませんよね。良くて、切り身の煮付け。

料理が出たときの姿を楽しみ、味わえるのが、お店で煮付けを食べる楽しみだと思います。時間がかかるので電話で先に頼んでおいて正解でした(^o^)

後から来た お客さんが注文したものの、今日は出てしまって売り切れと告げられていたのが、申し訳なかったです。

 

茄子の味噌炒め と 島らっきょうの天ぷら

茄子はいつも田楽を頼んでいたのですが、昨年、初めて味噌炒めを頂いたら美味しかったので、ハマりました。ビールの後の焼酎と楽しんでいたら、島らっきょうの天ぷらが出来上がりました。

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最初は塩で、途中から天つゆで頂きました。独特の辛みが、くせになる美味しさで、鹿児島に来てから、知った料理です。

女将さんが、いつも来てくれるので今日はサービスで超希少な焼酎を少し飲んでみますか? と言ってくれたので、その焼酎を飲ましてもらいました。

 

国分酒造

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霧島市国分にある地元の酒造 ”国分酒造” で作っている焼酎です。さつま国分は、良く飲まれている焼酎ですが、それとは別に、この酒造の杜氏が拘りをもって作り上げた「いも麹」を使って醸した焼酎が、この ”いも100% の いも焼酎” です。

銘柄は杜氏の名前をつけて「安田」。

今回は、その「安田」と、「flamingo orange / フラミンゴオレンジ」を飲ませて頂きました。香りはフルーツの香りで、焼酎とは思えません。でも、口に含むと、焼酎のどっしりとした味わいと、芋の甘さが感じられます。

香りは「安田」の方がくせがあるので、女性は「フラミンゴオレンジ」の方が好まれるかもしれません。

食通でもないし、利き酒を出来るような舌を持っている訳ではないので、自分が感じる感覚は間違っているかもしれませんが、間違いないのは、美味しい焼酎だという事だけです。女将さん、ありがとうございました。

 

今日は珍しく、最期のシメに雑炊を頂いて、鹿児島の食事を堪能しました。

また、寄らせて頂きます!

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kokubu-imo.com

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the-jyurin.com

漫画2

コロナの緊急事態宣言が出る中、この期間にやらないといけない用事もあったので、気休めかもしれませんが自費でPCR検査を受け、陰性を確認し鹿児島の自宅に戻りました。

(この後、高知にも行かなきゃならない(^_^;))

 

と、いう事で、前回は写真に撮れなかった島耕作の漫画です。

 

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課長 島耕作

雑誌連載中に時々、立ち読みして読んでいました。

宅麻伸さん主演でテレビドラマになった時は、島耕作の ”かっこよさ” に惹かれました。どんどん先に向かっていく、先輩サラリーマンに対しての憧れとでもいうのでしょうか。。(^^)

ちょうど、行きつけにしていた喫茶店に、課長 島耕作のコミックが置かれた事もあって、時々、会社帰りに寄って、食事をしながら読み続けたものです。

 

その後、色々なコミックが文庫版で発刊される様になり、この「課長 島耕作」も文庫化されました。就職して、自分で使える お金がある事、会社の寮を出て、アパートに一人暮らしを始めた事もあって、買いそろえる事にしました。

そこから25年以上がたってしまいました。

 

その間に結婚し、家族が出来て、色々な節目に漫画や小説、CDなど、独身時代に買い集めた物を、何度か断捨離してきましたが、この漫画は今になっても大事にしまってあります。

 

現在、「相談役 島耕作」として、活躍している主人公ですが、これからも、様々な感動を、読者に与え続けて欲しいと思います。

漫画

漫画について書いてみたいと思います!

 

漫画が成長するのを体験した世代

 

子供の頃から漫画に囲まれていました (^。^;)

物心ついた頃には周りの友達 誰もが週刊少年ジャンプなど漫画雑誌を読んでいました。大学を卒業し会社に入った頃にはジャンプはじめ、各誌が発行部数のピークを迎え、その後はバブル崩壊の景気減速やインターネットの普及で紙媒体の雑誌そのものが少なくなっていってしまいました。そんな時代の移り変わりを実体験してきた世代です(^o^)

 

そして、当然の様に漫画 コミック本も、結構 買いあさってきました。学生時代は親からもらったお小遣いや、正月にもらうお年玉。入社した頃はタバコもお酒もやらなかったので、給料のかなりの部分が、コミック購入に消えていきました(^^;)

さすがに結婚して、子供が出来てからは、買いあさるって事はしなくなりましたが。。。

 

そんな自分が、今も買い続けている漫画が、3作品 あります。

 

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名探偵コナン

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アニメが放送 1000回を超え、コミックも99巻を数えている作品です。週刊少年サンデーで史上最長の連載期間となっているそうです。

初めてサンデーに掲載された時の事は朧気ながら記憶にあります。今は、書店やコンビニで、雑誌の立ち読みが出来るところも減ってしまいましたが、当時は立ち読み姿も多く見かけ、自分もやっていました。

(立ち読みは出来ましたが、実際はいけないんですよね (^_^;)  m(_ _)m )

 

その時も立ち読みをしていて、新しい漫画がスタートするんだ?! って試しに読んだら、推理物だったし、自分もシャーロックホームズは学生時代に全て読んでいたぐらい、推理物が好きだったので興味を持ちました。

でも、最後に主人公が毒を飲まされて死んでしまう。。。

えっ?! って思ってら、次のシーンで小学生になってしまって再登場( ・_・;)

推理物かと思ったら、超現実の世界に入っていく漫画かと感じて、興味を失ってしまった事を覚えています。

でも、その後、徐々に人気が出始め、また、黒の組織阿笠博士の発明品を除けば、推理物の漫画というコンセプトは保っていた為、連載開始から結構たってから、時々は、読むようになりました。

それが、今はコミックまで買うようになったのは、子供にせがまれて、”漆黒の追跡者” の映画を見に行ってからです。

ここからアニメを見始め、漫画もそろえるまでになっていきました。

ちょうど先週、最新映画が公開になりましたが、早々に見に行きました。

良かった !! (^o^) これからもコナンの活躍に期待してます。

それと、黒の組織が、少しずつ明らかになっていくところに、今はワクワク!

スリルを感じます。

 

るろうに剣心

郷土、高知県で有名人と言えば、その1人は坂本龍馬です。その坂本龍馬新撰組などが活躍した、明治維新の頃の歴史が好きで、色々と本を読んでいたし、テレビなんかも良く見ていました。

そのあたりの時代を舞台にした漫画だったので興味を持って読み始め、毎週、週刊少年ジャンプが発売されるのを楽しみにしていました。

史実も織り交ぜて進むストーリーに引き込まれていったし、何より、剣心,薫の2人の魅力に引き込まれました。

ジャンプ連載中も人気漫画の一つではありましたが、更に人気に火が付いたのは、最初の連載終了後 10年以上たって、実写映画化された頃でしょうか。

自分も、現実離れした主人公たちの剣技を、どう再現するのか、非常に興味をもって見に行きました。”剣心を演じられる役者が やっと出てきたから実写化した" とも言われた佐藤健さんの演技,剣技に、度肝を抜かれました。

 

漫画の方は、5年ほど前に続編「北海道編」連載が始まっています。連載再開が嬉しかったので、コミックが発刊されたら、買って楽しみに読んでいます。

映画の方も、昨日、最新映画が公開初日を迎えました。さっそく、ナイトショーで見に行きましたが、三度登場した佐藤健さん演じる剣心の剣技に圧倒されました。原作には出てこない、”天剣の宗次郎” が出てきた事にも驚きました。6月に公開される後編も絶対に見に行きます!

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課長 島耕作

最後は「課長 島耕作」です。現在は「相談役 島耕作」として連載が続いています。主人公が登場してから 40年近く続く長編漫画です。最初は係長だった主人公が課長になるところから連載はスタートしています。その後、紆余曲折を繰り返しながら、出世を果たし、相談役になりました。

途中、学生時代 や 新入社員,係長時代の物語も描かれたので、主人公「島耕作」の壮大な人生物語になってきました。

 

自分が大学を卒業し、主人公同様、電機業界の会社に入った事もあり、親近感を持ちながら、読み続けてきました。作者が勤めていた松下電器(現 パナソニック)が舞台になっており、現実世界で起こる業界の変化も描かれているので、一種のビジネス書としても読んでくる事が出来ました。

先日は、主人公が新型コロナウイルスに感染し、ホテル暮らしをしたエピソードが展開されており、現実世界に今 起きている時事ネタも多く出てくる作品です。

 

島耕作」は団塊の世代で、自分から見ると、ちょっと上の先輩社員という感じです。社会人になった頃は、主人公が活躍して出生していく姿にサラリーマンの憧れを抱きながら読んでいましたが、最近は、世間で起きている様々な時事ネタを入手する、情報誌の様な感じで読んでいます。

でも、相談役までいってしまって、この先、どこまで漫画が続いていくのか?

楽しみでもあり、”最後はやっぱり亡くなってしまうのかな?” と、感傷的な気分にわいてきます。

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※ 課長,部長などは、自宅に置いてて、単身赴任先には

 もってきていません(^_^;)

最後に

今も、そして これからも、人気漫画はたくさんあるし、出てくると思いますが、自分にとっては、この3作品の漫画が、心をとらえた最後の漫画かと感じています。

年齢も重ねて、面白いとは思うものの、コミックを買ってまで読んでみようと思う事が少なくなりました。今の流行についていけない。。。(^_^;)

だから、多分、そうなるんだろうなと、今は思っています。

 

これら以外にも買い続けた漫画 コミックは、一部を断捨離したものの、今も多くが実家の本棚や、自宅に残っています。

小説同様、時々、このブログで紹介していこうと思います。

ただ、書評を書くようなセンスも力も無いですし、これから目にする人の為にネタバレはしたくないので、本にまつわる思い出話を書いていきたいと思います。

 

茄子の油炒め

今日は日曜日。

買い物に行ったら、高知産の食材が売られていたので買ってしまいました。

やっぱり、高知産とか鹿児島産と表示してあると、思わず見入ってしまうし、買ってしまいたくなります(笑)

今日は、茄子、ししとう、茗荷(みょうが)を買いました。

 

今夜から、食事の一品に!

幼い頃から食べ物の好き嫌いが多く、偏食癖があります。今は、大概の物を食べられる様になりましたが、それでも好きなものを中心に食べるところは変わっていません。そんな自分が小さい頃から好きだったのが、母の作る ”茄子の油炒め” です。

シンプルに茄子を油で炒め、砂糖と醤油で味付けした物です。輪切りにした茄子を鍋の中で炒め、柔らかくなったら砂糖をふりかけて、砂糖が少し溶けてきたら醤油を入れ、鍋にフタをして、鍋ごと 軽く振る事で味を全体に馴染ませます。

インターネットを見てみると、みりんを使ったり、めんつゆを使ったりしたレシピなど、色々と載っていますが、自己流に母を真似て、時々、作ったりしています。

ピーマンや、タマネギを加えて作る事もありますが、今日は高知産の ししとう を買ったので、それを加えてみました。

 

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タッパに入れて保存しておいて、今夜からしばらく間、食事の一品として、毎晩 少しずつ食べていく事にします(^o^)

 

ぼくの村・馬路村 も使って、今夜の晩ご飯

あと今日は、先週、ゆずのぽん酢しょうゆ ”のーがえい” を使い切ってしまったので、近所でも売っている ”ゆずの村” を探しました。そうしたら、”ゆずの村” と並んで ”ぼくの村・馬路村” というのを見つけたので一緒に買ってきました。

でも、このラベルは、初めて見ました。( ・_・;)

  

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鍋以外にも、色々使えるので重宝します。今夜は、茗荷を買ったので、冷や奴に茗荷をのせて、その上から かけました。そして、刺身(ブツ)も買ったので、野菜サラダの上にのせて、ぶっかけにしてしまい、海鮮サラダ風にしてみました。

 

写真は今夜の晩ご飯です。テレビを見ながら、ゆっくり頂きました!

 

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 ※ 刺身(ブツ)の下は新タマネギのスライスメインの野菜サラダです

 


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 ※ 白魚 と 冷や奴も、ゆず ぽん酢しょうゆ で頂きました

 

まあ、料理という程の たいした物ではありませんが、単身赴任の独り者であれば、この程度で充分かなと思います。

それでは、また。。。。  このブログで掲載していきたいと思います!

吸血鬼はお年ごろ

今週はバタバタしていたので、平日は書けませんでした。

久しぶりのブログです(^^;)

赤川次郎さんの本についての思い出、3回目を書いてみたいと思います。

 

集英社コバルト文庫

2019年から紙媒体での新刊は発行されなくなった様ですが、少女向け小説を主に扱っているレーベルの文庫です。

ちょうど、自分が中学,高校の頃は、”宇宙戦艦ヤマト”や、”銀河鉄道999”といった、アニメのノベライズ作品が多く発刊されていて、それらを良く買って読んでいました。

その集英社コバルト文庫の中に、赤川次郎さんの名前を見つけ、最初に買ったのが、この本「吸血鬼はお年ごろ」でした。

 

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この本の前にもコバルト文庫から発刊された赤川次郎さんの本はあったのですが、”セーラー服と機関銃”、”三毛猫ホームズの推理”で名前を知るまでは気にしていなかったので、目にとめる事も、買う事も ありませんでした。

赤川次郎さんの作品に興味が わいてきていたので、買ってしまいました。

ただ、買う時に少女向けの絵が気恥ずかしかった事を何となく覚えています。

 

吸血鬼の娘が主人公

セーラー服と機関銃” は、ヤクザの組長になった女子高生,”三毛猫ホームズの推理” は、三毛猫と女性アレルギーの刑事。赤川次郎さんの小説は、本格的な推理小説にもある謎やトリックが描かれながら、奇想天外な主人公が設定されたユーモアあふれる作品が多くあります。この作品も、主人公 エリカは吸血鬼の娘であり、少し人間離れした能力を持っているという設定です。この作品はシリーズ化され、現在も年に1冊は新刊が発行されており、全て購入して読み続けています。

 

この第1作目ですが、エリカが通う女子校のテニス部で、合宿中に部員が1人を除いて、全員 血を抜かれて殺されるという事件が起きます。その殺人事件の謎を、エリカが父親や従兄弟、クラスメートの力をかりて解いていくという話になっています。ただ、少し エリカや、父親のクロロック(吸血鬼)、殺人事件の生き残りであり、後に父親の後妻におさまるエリカの後輩 涼子のキャラクターは、今の作品とは違っている様に感じます。

エリカは、吸血鬼の能力を積極的には使わず、周りの人に迷惑をかけない様に、控えめに生きてきた女の子で、この1作目では従兄弟に恋心を抱くシーンも出てきます。父親は正当な吸血鬼の末裔という誇りを持ち、威厳のあるキャラクターで、博識でもあります。涼子は殺人事件の後、父母と一緒に再度 殺されかけたところをクロロックに救われ、 一人ぼっちになった事からクロロックの世話をする様になった おとなしい 控えめな女の子でした。

シリーズ、その後の作品では、エリカは積極的に事件に首をつっこんでいくし、クロロックは子供を産んだ涼子の尻に敷かれているというキャラクターになってきています。

初期の頃の作品と読み比べると、そのキャラクターの違いも、面白く感じてしまいます。

 

初版本における ”誤字” 発見

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この本ですが、初版本で買った事から、珍しく、誤字がありました。最初の方のページで、エリカが山奥に住んでいる父親に会いに行き、その父親が寝ているはずの棺を前にした洞窟のシーンです。

 

平土間には、中央にある、ただひつつの物を除いては、何ひとつ置かれていなかった。

 

点々をつけて、”ひつつの物”と書かれているのですが、思わず ”ひつつ” って何? と、考え込んでしまった事を、この本を見るたびに、記憶が蘇ってきます。

もちろん、これは、”ひとつの物” の間違いで、今、販売されている本では修正されています。

出版社に連絡をすれば、交換なんかも出来る様ですが、その頃の自分は、そんな事は思いつきもしなかったですし、逆に、こんな誤字のある本は珍しいという思いから、ある意味、コレクションにして大切に持っていました。

セーラー服と機関銃” や ”三毛猫ホームズの推理” は、実家の書棚に置いていましたが、この本は仕事で鹿児島に赴任した時も、今の単身赴任先に行く時も、持って行った思い出の書籍です。

 

それでは、赤川次郎さんの本についての思い出は、いずれ又、書いてみたいと思います。

 

books.rakuten.co.jp

 

※)こちらのリンクは、現在 購入出来ない方のページです

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