タイケさんの独り言

徒然なるままに、日々の事や思い出を書き込んでみたいと思います

石山寺

石山寺に行ってきました!

滋賀に単身赴任して8年。近くにあって何時でも行けると思っていると、なかなか行かないものだとは良く言うけれど、それをそのまま当てはめた様に訪れた事がありませんでした。

 

3月28日 日曜日、朝 目覚めて外を見ると小雨ではあったものの、生憎の雨模様。前日は晴れ間も見えたので、外を出歩くには良い日でしたが、この日は傘もいるし、出歩くのは普通なら億劫になる天気でした。

ただ、このコロナの ご時世。密集を避けてみるには、絶好の天気かなとも思い直しました。早速、雨雲レーダーを確かめてみると、ちょうど、石山寺のあたりで午前中は雨雲が消えていたので、日頃の巣籠りの気分解消に出かけました。

去年は身近で見ることも出来なかった桜の花見もしてみたかったし。。。

 

小雨の中、傘をさして駅まで歩いて、そこから電車に乗って向かいました。

 

石山寺駅から東大門へ

京阪の石山寺駅を降りて、瀬田川沿いを寺まで歩きます。朝一番の時間だった事もあり、年配のご夫婦が1組、前を歩いておられるだけで、それ以外に寺に向かう人達もおらず、作戦通り、人が少なくて ゆっくり境内を散策できそうだと思いました。

瀬田川沿いにも桜が咲いていました。川では、ボートの練習姿も見られ、雨の中で大変だなと感じたりもしました。

 

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東大門に着いた時には、小雨も上がり、雨雲レーダーで見たとおり、傘は不要になりました。大成功(^_^)v !!

 

先を歩いていた ご夫婦が門の前で写真を撮りながら話をされていたので、ここで門を先にくぐり、中に入りました。

道の両側に植えられた桜は満開とはいきませんでしたが、相応に花を咲かせていて、2年ぶりの花見が出来そうです。先に入った参拝客も、そんなにおられませんでした。そのまま順路に従って階段を登っていき、本堂脇の広いところに出ました。ここにも年配の ご夫婦がおられ、右奥の花を見ておられました。

ご夫婦が先に行かれた後、近づいて見上げてみました。

 

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良弁杖桜(奈良八重桜)

”ろうべん つえざくら” と呼ばれる八重桜の古花だそうです。

小さな花がいくつか咲いていましたが、調べたら 4月下旬から開花する桜の様なので、満開になったらキレイだろうなと思います。

 

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左手に向かって、本堂に向かいました。

残念ながら本堂内は撮影禁止になっていたので、写真はありません。仏様に手を合わせたりして、堂内にある品を見学しました。

滋賀県で最古の木造建築物らしく、きらびやかさは無いですが、どこか、どっしりとした歴史を感じる建物でした。出口の右脇には、この石山寺源氏物語を書いたとされる、紫式部が机に向かう像が置かれていました。

 

多宝塔

本堂を出て、さらに先に向かうと、”ろうべん つえざくら” の上に見えていた多宝塔に着きました。源頼朝が寄進して造られた国宝だそうです。

1階部分が正方形で、2階部分が円形。近づいて見上げてみると、美しい形をしていました。コンクリートのビルと同様、無機質な建築物ではありますが、木造建築の持つあたたかさや、歴史が伝わってきて、何とも言えず心が落ち着きます。

その横には、2つの供養塔が立っていました。

右のものが源頼朝の供養塔らしく、手を合わせてから更に境内を見て回りました。

 

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月見亭 脇

境内で一番高いところに月見亭があります。瀬田川を見下ろす場所にあり、中秋の名月を愛でる祭りも行われるそうです。

曇り空ではありましたが、確かに景色は良かったです。桜も咲いており、コロナがなければ、晴れた日には参拝客が多く訪れるんだろうなと思いました。

 

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f:id:hidetaka_taike:20210404122652j:plain 木々の間から瀬田川や町並みが見えます

 

花見 

その後、月見亭を後にして、道すがら、光堂 や 紫式部像を抜け、本堂を下から見上げるところまで花を見ながら歩き続け、1時間ちょっとの散策を終えました。

まだ咲いていない花もありましたが、小雨が上がった澄んだ空気のもと、キレイに咲いた花を見ることが出来、気持ちの良い休日になりました。

 

コロナ感染には、よくよく注意しなければいけませんが、たまの休日には、石山寺の様なところに行って、自然の空気を吸って、心の洗濯をするのも大事ですね。

また、どこか 散策に出かけたいと思います。

 

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追伸

帰りに東大門や境内に入ったところの桜道を写真に収めようと思っていましたが、参拝客がたくさん、来られていました。写真機材を抱えた人も見られ、人が入らない様に写真を撮るのは難しそうだったのでやめました。

朝一番に来たのも、正解だったようです(^_^;)