田舎料理
高知に戻りました!
それとも、帰りましたかな?!。。。(^_^;)
実家でしないといけない事があったので、慌ただしいですが、鹿児島に帰省した後、高知にもやって来ました。用事は何とか済みました。
車を持たない母の買い物運転手を務め、持たせていた携帯電話が3Gだったので4Gへの機種変更と、色々やりつつ、合間に自分の事も済ませていきました。
こういう時期(コロナ感染者の増加)なので、食事は行きつけ店もないので外で食べたりせず、実家でとりました。
特に、夜はお酒を飲みながら、母が作ってくれた料理を頂きました。
大豊町ってどこでしょう ?! ...
高知県長岡郡大豊町。子供の頃に学校で、四国の形は糸巻きの形に似ていると先生が話をした事を覚えています。
その四国の、ほぼ中央あたりに位置し、四国山脈の山々に囲まれたところが大豊町です。高知道(高速)大豊ICが出来たので、車のアクセスは便利になりました。実家は山の斜面に作られた集落にあり、眼下には四国三郎 吉野川が流れています。食べるものは、山で取れた山菜や、畑で作った野菜類がメインですが、好き嫌いの激しかった子供の頃はともかく、年齢を重ねた今は、お酒を頂きながら食べられる、贅沢な食事じゃないかなと思います。
都会のスーパーでも惣菜で売られていますが、大量生産によって、どれも同じような平坦な味がしますし、少なくとも、田舎の食材が持つ強い香りや、甘み,苦み,といったものは感じる事が出来ません。ホント、子供の頃は、その強い香りなんかが苦手だったんですが。。。。(^_^;)
ウドの酢味噌和えと天ぷら、母のつくる田舎料理
今回は、この季節しか食べられない ”ウドの天ぷら" が食べられるのを楽しみにしていました。それ以外にも、ワラビ や タケノコ、写真には撮りませんでしたが、カツオのたたきや、チラシ寿司を作ってくれていました。
どれも、これも、自分の大好物の品です。
※ わらび、ウドの酢味噌和え と 天ぷら、母の実家で取れたタケノコを
天ぷら や すまき(魚のすり身)と炊いたもの
※そして、今回のお目当て、「ウドの天ぷら」です
ビール(キリンラガー)を飲みながら、久しぶりの母の手料理に、良い時間を過ごしました。鹿児島で、行きつけの お店で食べる料理も良いものですが、普段、コロナの巣籠もりで、適当に自炊して食べているものとは、全く違います。
ウドは もともと、実家では酢味噌和えで食べるのが定番でした。茄子や茗荷の酢味噌和えなんかも出ますし、田舎こんにゃく も酢味噌で食べたりします。その酢には、少し ゆのす(ユズ酢)を入れて、ユズの香りを きかせています。
それが、ある時、父が知人に天ぷらが美味しいと聞いてきたらしく、母が作ってみました。ウドは、たいがい 茎の部分を食べますが、山ウドの穂先の柔らかい部分が香りも強く美味しいんだとか。。。作ってみると、ホントに美味しくて、この季節の お目当ての料理になりました。昨年は、コロナで外出も出来なかったので、楽しみにしていました。それ以外にも、高知の山の自然を感じる料理を美味しく頂きました。
そういえば、全国でビール(発泡酒や第3のビールを含まない お酒)のシェアNo1と言えば、アサヒのスーパードライで大概の居酒屋には置いてあります。それが、高知県では、キリンがシェアNo1なんだとか。。。
今は、コロナの環境で、業界も浮き沈みしているので、どうなっているかは調べてませんが、我が家も、親戚含めて何か集まりがある時は、キリンラガーが定番です(笑)
久しぶりの田舎料理ですが、ホントに贅沢な食事ではなかったかと思います。